-Sweet-

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『義理チョコだもん…』 愁さんは、ヤキモチを妬いていただけだったんだ 愁さんにあげる前にハルにあげちゃったから ハルが抱き着いてきたから 心配だっただけなんだよね? 『皆はトリュフだけど… 愁さんのは特別なの用意したんだよ?』 先程まで怖くて堪らなかった愁が、今ではこんなに愛しい あれほど取り乱した原因がヤキモチだった そう思ったら華芽の顔には自然と笑顔が浮かんでいた 「…嫉妬、した」 『うん』 「ごめん…ね……痛い…?」 『うん、凄く痛かったし…怖かったんだから…』 そう言いながらも、華芽の顔には笑顔が浮かんでいた
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