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凌と美樹が学校に着くとグランドにはすでに数人がグランドに出ていた。
凌『おはよう』
???『おうおはよう』
挨拶をすると知らない人物が挨拶を返してきたので、手を上げて答えた。
木下『おっ来たね、早く着替えなよロッカーは空いてるとこならどこを使ってもいいからさ、で5分後には練習始めるから急いでね』
木下は言い終わると先程の知らない人物と一緒にグランドへ向かった。
凌『さっさと着替えるか』
3分で着替え終えた凌はグラブを持ってグランドに出た。
グランドにつくとすでに全員が集まっていた。
木下は凌が来たことを確認すると挨拶をする為にグランドの前に全員を並べる。
挨拶が終わると始めは2kmのアップから始まった。
凌は2kmを走ったにもかかわらず息1つ切らしていなかった。
アップの次はキャッチボールである、凌が相手を探していると木下が手を上げて呼んでいた。
木下『久々にやろうよ』
まあそもそも自分もやりたかったので断る理由がないため頷いた。
凌は左手にグラブをはめると木下と久方ぶりのキャッチボールを始める。
凌『懐かしいなこうやってキャッチボールするの』
昔しの自分達と今の自分達を思い比べながらのキャッチボールも良いもんだな…
なんて思いながらキャッチボールを楽しむ凌。
木下『うん‥そういや凌遠投どれくらい投げれるの?俺はこの前測ったら95mだったけど』
遠投と言うワードを聞いた凌はその話しに食いついた。
凌『遠投?そういや中学のときは良く競いあったな、今は40いけば良いぐらいかな』
自慢出来るあれではないが自慢げに答えるが‥木下は焦りながら聞き返す。
木下『えっなんで?中学のとき70mは投げとったのに』
凌は自分の口からは言う気は無いらしく「その内分かるから気にすんな」と言って話しを切り上げる。
木下『きにすんなって言われても…』
その後凌と木下はひととうりキャッチボールを終え次のノックの準備をしていた。
すぐに準備は終わりノックは始まり凌は終始ファーストを守っていた。
ノックが終わり次は試合形式のフリーバッティングだ。
凌は可もなく不可もないバッティングで自分の番を終える。
最後はダウン1kmだった、今日は監督が不在の為軽めのメニューだったらしい…
こうして今日の練習は終わり凌達はグランドを後にした。
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