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風をも味方につけ流れを完全に掴んだ山学の次の打者は中田。
山学ベンチは今最高の盛り上がりを見せており中田に声援を送る。
加藤『打てんぞ中田』
加藤の声援に応えるかのように中田は…
西『あっ…』
ドンッ!
デットボールをもらった。
中田『いててて………』
痛がっていた中田だったが当たったのが背中だった為かすぐに動く事が出来1塁まで走っていく。
そんな中田を見ながら西はぶつぶつ独り呟く。
西『スライダーすっぽ抜けた‥あぁつかありえねー避けろよなあいつ、だるすぎだろマジで‥‥』
この後完全に集中力を切らしてた西は6番、そして7番にもファーボールを与えてしまい、山学は押し出しという形でこの回更にもう1点を追加した。
123 456 789
山学 200 000 5
さき 900 000
加藤『よーし流れは完全にこっちだぜ~勢いそのままに続けー』
山学ベンチはもうお祭り騒ぎとなっている‥が
そこに水を差す者が1人‥田中だ。
田中『それは無理なんじゃないかな?』
加藤『はぁ?何でよ?』
皆の頭上には加藤と同じように?マークを浮かばせている。
田中『そんなのピッチャー代わるからに決まってるでしょ』
何故か呆れたように言う田中の言うとうり西はマウンドを降りベンチに下がっていくと、背番号10を付けた森がゆっくりとブルペンからマウンドに向かう。
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