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智之を好きな事に気付いても、どうしていいかわからない…
初めての経験だから…
告白も出来ないまま、友達関係が半年続いた頃、会社が危なくなり、
リストラに…
このままじゃ…智之と会えない。
そう思った優羽は、思い切って気持ちを伝える事に決めた。
ダメな事は分かっていた。
それでも、気持ちを伝えたかった。
遊びに行った帰り…
ナカナカ言葉が出て来ない。
「ねぇ………」
「ん?」
「………」
智之は察していた。
優羽がやっとの思いで言った。
「あたしの事…
どう思ってるの?」
「いい奴だと思うけど」
「…あたしの気持ちに気付いてる?」
「言わなきゃわかんない」
「………ずっと…好きだった…」
「……俺に、相沢は合わない」
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