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O君…実は…俺…話しがあるんだ、と話しかけようと彼に、近づいた
その時、だった
いつもは大人しく物静かなO君が、突然
「ウウァ゛~アァ と叫び声を上げ
「ち・近づくな俺に…近づくな!」と後ずさりすると、俺から走って逃げて行った
そして上司の所へ行き、今日は体の具合が悪いから早退させて欲しいと言い残して家に帰った
俺は、その時…彼に申し訳ない気持ちで一杯だった
俺に取りついた何か?のせいだ…
彼には…きっと見えたんだ
常識の想像を越える…恐ろしい…何かが…
午後に…一言謝ろうと
彼の携帯に連絡をしたが
電源が切られていて繋がらなかった
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