高2 冬

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  まちにまったクリスマス前日。 つまりクリスマスイブ。 まぁ、今は夜だが…。 俺は明日のことで頭がいっぱいだった。 プルルル~。 携帯がなった。 「もしもし?」 『もしもし、瑞希だよ!』 愛しい人からの電話は嬉しい。 「明日、楽しみだな!」 『うん!早く明日になればいいのになー。』 電話ごしに笑う瑞希の顔が浮かんだ。 それからしばらく、他愛のない話をしていた。 『――じゃあまた明日の10時に公園でね。』 「うん、楽しみにしてる。」 『遅れて来ないでよ?』 「大丈夫だよ!じゃあもう寝ようか?」 『うん、おやすみ、ゆう。』 「おやすみ。」 早く明日がくればいい。 明日が楽しみだ。  
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