高1 秋

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「おはよ。」 俺はいつも通り席につく。 そして、いつも通りの一日が過ぎていく。 けど、俺にとってのいつも通りは、いつも通りではないのかもしれない…。 「何か今日元気なくない?」 そう言ってきたのは、瑞希だ。 瑞希は俺がちょっと気になってる女の子。 高1にして初恋だった。 「別にいつも通りっ!!」 俺は笑って言った。 そしたら、瑞希が少し安心したように「良かった。」と言ってくれた。 そして、彼女は続けて言った。 「もしも、何かあったんなら、私が話…聞くからね?」 俺は心の中をのぞかれているのかもしれない。 話せるかもしれない。 瑞希なら…。 俺は放課後、瑞紀を近くの公園に呼び出した。  
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