00:日常からのプロローグ

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気だるそうに、瞳を擦り、欠伸をしている 真っ白なTシャツと、真っ白なズボン おまけに髪の毛まで真っ白だ その真っ白な前髪から覗く、黒い瞳と目が合った シンは、四六時中この格好だ 「なんで、シンは汗一つかいてねぇーんだよ!」 「暑くないから……」 涼しい顔で、俺に一言告げる 羨ましいというか、何というか…… こういう感情がないって、どういうものなのだろうか?
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