AKT,2 猫

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こいつは人様をなんだと思って… チェシャ「アリス?」 アリス「…ところで…なんで私の名前知ってるの?」 チェシャ「なんとなく?」 アリス「なんとなくでわかるもん…?」 なんとなくで人の名前なんてわかるもんかな… チェシャ「ここにはよく、迷ってる人が迷いこむんだ。だから、人と接するのになれてるせいかな。アリスみたいに…ね」 アリス「…私は…別に」 チェシャ「大切な人と…離れちゃった…とか…?」 アリス「…!」 チェシャは私の顔を覗きこむように見た。 チェシャ「何でわかったか 知りたい…?」 アリス「…私…ね。彼が最近亡くなったの。とっても優しい人だった…」 チェシャ「そっか…だから来ちゃったんだね…」 アリス「うん、そうかもしれない…」 チェシャ「大丈夫…俺が、俺達が癒してあげるから…」 アリス「…俺…達…?」 ?「あ~、いたいた。こっちだよ、兄弟。」 ??「ん~、本物だね。兄弟。」
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