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病室に戻ると、医者が来ていた
「あ、蓮夜君、丁度良かった、退院について話しておきたくてね」
「はい...、いつ頃になりますか?」
「早ければ明後日にも大丈夫だろう、骨にも異常は無いしね」
医者はニッコリ笑いながら型を叩いて、良かったね、と言ってくれた
「ありがとうございます」
蓮夜が礼を述べると、医者は出ていった
「早く退院して、雪に聞きたいな...」
蓮夜はぼーっとしながら、あの顔について考えたが、答えは出なさそうだったので諦めた
あのもう一つの顔が自分のこれからを変えるとは夢にも思わずに.....
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