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蓮夜は泣きながら家へ向かう
「けど馬鹿だよなぁオレ.. 雪に勝てる物なんて何も無いのに木ノ本が好きなんて」
なんとか自分を立て直そうとするが、涙は止まってはくれなかった
、蓮夜は入学当初から木ノ本が好きだった
だからこそ、今の現実は辛かった
「.....畜生...」
サドルを持つ手を思い切り握りながら蓮夜は交差点に入る、まだ赤い光が輝いているのに気付かずに----
刹那....ガン!!!
という音と共に蓮夜が吹き飛び、頭から血が溢れた
トラックに跳ねられたのだ、運転手はビビってしまったのか走り去ってしまった
周りを歩いていた通行人が慌てふためき、蓮夜は救急車で病院へ搬送された
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