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「そんなに変わってないよ、おばあちゃん」
「ホッホッホ、婆やにはしばらく会わないだけでそう見えるものさ」
おばあちゃんはホッホッホ、と言いながら立ち上がると
「まぁ座ってなさいな、いまお茶を持ってくるからねぇ」
「いや、僕が持ってくるよ」
「ホッホッホ、薙や。疲れていて、尚且つ友達に悪戯されたんだろう?」
僕はドキッ、とした。
何で悪戯されたって分かるんだろう?
「不思議そうな顔をしてるねぇ、答えはこの婆やがお茶を持ってきたら教えてあげる」
おばあちゃんはホッホッホ、と言いながら西側の扉へとゆっくりと歩いていき、扉を開け暗闇に消えていった。
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