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ビックリした
本当に皆ポカーンとしてた
教師達は
「やっぱり出すんじゃなかった」
と口々に言っていた
俺は
一目惚れを知った
入学式から少し立った頃
俺は珠璃さんの事を目で追う位で
何も進展しなかった
そんなある日
俺が生意気だと
先輩に絡まれた時があった
殴られて蹴られて
もうダメかもな
とか思ってたら
俺を殴った先輩の一人が吹き飛ばされたのが見えた
「なんだっ」
「てめぇ!」
珠璃「っるせぇな!!
一人相手に何人で掛かってやがんだ!
このクズ野郎共が!」
「んだとゴラッ!!」
珠璃さんは殴り掛かる先輩を軽々しく避け
一発殴って気絶させた
他の先輩達は恐れをなして逃げ出した
珠璃「お前大丈夫か?
女一人相手にあいつらは何や……」
珠璃「…………
(こいつ…
男じゃねーかよ)」
尋「……………」
俺は取り敢えず嬉しかった
天にも上る気持ちって奴かな
珠璃さんがこんなに近くに居る
水に溺れたように息ぐるしくて
身体がジンッと熱くなる
嗚呼
恋ってこんな感じなんだと
感じた日だった
それから俺は
珠璃さんの弟分を名乗って
ずっと一緒に居た
とゆうより
付き纏ってた
それを続けてたら
珠璃さんはメアドを教えてくれたし
珠璃さんからメールもくれるようになった
珠璃さんは俺を
認めてくれていってくれたんだと感じた
メールが来るたび
嬉しくて嬉しくて
嬉しくて…
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