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珠璃「…い…ぉい…おい!」
尋「は…はい!」
珠璃「どうした?
何ぼーっとしてんだ
また誰かにやられたのか?」
尋「ちがいますちがいますっ!」
珠璃「……そうか
なら良い」
と優しく僕の頭を撫でる珠璃さん
泣きそうなくらい嬉しい
珠璃さんが俺を心配してくれている…
尋「……………」
珠璃「…つかお前早く水着選べよ
まだ買い物あんだから」
尋「はい!」
俺は男性用水着コーナーを見回り取り敢えず
紺のトランクス型の物を選んだ
珠璃「おーい尋ー」
尋「はいっ!
何ですか?」
俺は珠璃さんに呼ばれ女性水着コーナーに入った
珠璃「あのさー
どれ良いと思う?」
珠璃さんは赤と黒と紫のビキニを持っていた
尋「えーっと…
俺的には黒ですかね…」
珠璃「だよなっ
俺も黒が良いと思ってたんだ」
珠璃「尋と俺は趣味が一緒だな」
……違う…違うです
本当は
珠璃さんはこれを選ぶだろうなと思って…
ズキンと痛む胸
でも半面嬉しくもあった
珠璃「じゃあ会計してくるから
尋の水着かせ」
珠璃さんは手を出した
尋「え…?」
珠璃「奢ってやるよ」
尋「いっいいですよ別に!」
珠璃「良いからかせ
俺のゆう事は素直に聞けっ」
と俺の手から水着を奪って会計に行った
何気に優しく不器用な珠璃さん
でもそこが可愛くて
堪らなくなる
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