BLOOD 3

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蝉の鳴き声が聞こえる夏の昼 そんな日に俺は 海に居る 俺は今 更衣室の前に居る 珠璃「尋まだか?」 尋「もうちょっとです スイマセンっ」 尋がまだ着替え終わってない だから俺は海の家の更衣室の前に居る 男共の視線が痛い 早くしてくれ尋 尋「お…終わりましたぁ!」 木のボロイ扉をおもいっきり開けた尋 俺を見た瞬間動きを止め頬を染めた 珠璃「?…遅い 行くぞ かき氷食いたい」 尋「あ…ハイ!」 すぐに歩き出す俺に 尋はせかせかとついて来た 珠璃「いちごみるく一つ」 尋「ブルーハワイで」 店員「はい460円です」 珠璃「ん」 俺は500円玉を渡し いちごみるくのかき氷をもらった 珠璃「釣りいらないから尋そっちで喰ってまってるから」 尋「あ…はい! 分かりました」 俺は日影のほうでかき氷を喰って尋を待った 珠璃「うま…」 かき氷を喰ってると 「ねぇねぇ 君今一人? 一緒に遊ばない?」 「可愛いね 高校生?」 高校生くらいの男三人が俺に近付いて来た ナンパか? 珠璃「連れ居るから どっか行って」 「えー 何処にもいないじゃん」 うぜー 尋早くこい
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