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此処はとある地下
そこに白髪の頭に黒いシルクハットを乗せ、上は黒いYシャツ、その上に黒のロングコートを羽織り、下は黒のズボン、靴は黒の革靴と、髪以外黒一色の人物が左手に本、右手にチョークの様な物で地面に何かを書いていた
ペラッ……
「後はココとココか……」
……カリッ…カリ……
「よしっこれで完成だ」
どうやら書き終わったようだ
そして男は壁際の机にチョークを置き、その横に立て掛けてあった杖を取ってから、先程書いていた何か-- "魔法陣" --の上に乗った
「後は……これに魔力を流せばいいわけだな……」
男は杖で地面を叩く。すると……
キィィィン
魔法陣が青く光り始めた
「ん?続きがある……」
男は本に続きがあるのに気づき、魔法陣に魔力を注ぎながらその部分を読みはじめた
キィィィィィン
「……尚、この魔法陣は未完成の為、決して使用しない事?…………」
男は数秒間黙り込みそして……
「しまった……」
パシュン
その言葉を最後に何処かに消えて行った…………本を残して……
その本の題名は…… 『魔法陣の書き方 禁術編』
著者
『パチュリー・ノーレッジ』 と書いてあった
、
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