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世界はここ剣と魔法の国リンバウムで舞台は海上都市ワイスタァン。ヒロインは憧れである鍛聖になる為に日々修行中である。今日は鍛聖トーナメント戦の開会式が終った後、親方に呼ばれ護衛獣を召喚する最中です。
召喚師
「では、始めますのでサモナイト石を…」
召喚師は召喚獣を呼び出せる不思議な石をプラティに手渡す。
召喚師
「古き英知の術と、我が声によって今ここに召喚の門を開かん…我が魔力に応えてきたれ異界の者よ!ここに叫ぶ!新たな契約の名を!!その名は……プラティ!!!」
召喚師の前に目に見えるほどの魔力が集まり一つになり膨れ上がる………………が、召喚するのに手間取っている
ブロン
「しっぱいか?」
召喚師
「とんでもない、儀式には成功していますが……コレは異常です。」
大きな体にヒゲ面の親方ブロンが呟くと召喚師が不安げな表情で未だ召喚されない魔力の集まりを見ていた。プラティは目線を反らすことなく、真剣な眼差しで見つめていた。
プラティ
『お願い、どんな召喚獣でもかまわないから…無事な姿できて』
そんな小さな祈りが届き膨れ上がった魔力が止まり突然…。
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