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パンッ！?
膨れ上がった風船が割れて小爆発し白い煙が部屋全体に広がる。
ブロン
｢おいっ！手ぇ空いてる奴は窓開けろ!!｣
ブロンがプラティ以外の鍛冶師に指示をし、急いで窓を全開にする。煙は窓から逃げていき煙の中から影が現れた。徐々に影かハッキリして急にブロンが怒鳴り出す。
ブロン
｢何だよこいつは!?｣
ブロン感情をそのまま召喚師にぶつけている。プラティはブロンの言葉の意味が分からず黙って煙の中にいる影を見ていた。
ブロン
｢シルターンの種族じゃなければサプレスの天使や悪魔でもねぇ！こいつは何なんだッ!!｣
召喚師
｢分かりませんよ。まさか儀式の暴走は初めてですよ。例には４つの種族の他に名も無き世界の住人が召喚されることも記録に残ってますが直に見るのは初めてですよ…｣
プラティ
｢名も無き世界の………住人｣
プラティは何かに惹かれるように、ゆっくりと歩き出す。ブロンは召喚師にまだ罵声を浴びせていてプラティに気づかず視界からいなくなる
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