プロローグ

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優哉side 『たしかもうそろそろ来てるらしいんだけどな……』 携帯を見ながらそう俺は呟く。 俺はジョン・F・ケネディ国際空港のロビーで、留学中にお世話になるホストファミリーを待っていた。 当たり前だが周りは外国人ばかり。あまり英語が得意ではない俺としては楽な環境ではない。 (まあ、何とかなるだろ……たぶん) そう俺は楽観的な考えだった。 しばらくして…… 『ん?もしかして来た?』 俺は遠くに見覚えのある人影を見つけた。 近づいてくるにしたがって、その人物が今回の留学でお世話になるホストファミリーの方々だと分かった。 俺は手を振りその人達の所へと向かう。 いよいよ俺の新たな生活が始まるのだ………
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