高校生探偵狩野優哉の事件簿 inUSA

眠らない街での新生活

外で小鳥が鳴く。

太陽は登り始め、その光が大地を照らす。

今日もニューヨークに朝がやって来た。

ここはニューヨーク・ブルックリン区にあるとある家。

そこに住んでいる少年が目を覚ました。

「最近あの時の夢も見なくなったな」

そう呟く少年。

寝癖のある赤みを帯びた茶髪(モカブラウン)の髪にスラッとした長身で細身の少年。

そう、アメリカに留学している狩野優哉である。

以前は170中程だったが、高校1年間を過ごしてる間に背が伸びて180cmを越えるほどまでに成長したのだ。

優哉の部屋は3階建ての2階ある部屋で、大きくふわふわなベッドもあり快適な生活が出来ている。

すると、ドアを叩く音。どうやら彼女が来たようだ。