oblivion

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「ただいまー!」 俺達のいる個室の襖を無遠慮に開けた人間に三人とも振り向くと そこには思いがけない人物が立っていた 「あれ?ここちがう?」 「まっすー?」 「え!あ!山下くん!」 「増田だぁ」 「赤西くんもこんばんわ、…錦戸くんも」 「…おん」 酔ってます、といったとろんとした目で部屋に入ってきた増田だったが ピィに気づいた瞬間すっかり目が覚めたようで部屋を見回して 漸く俺が居ることにも気付いたらしく一瞬目が合い逸らす様にピィに視線を向けた (なんやねん!その態度)
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