806人が本棚に入れています
本棚に追加
増田に笑っていてほしいと願うのは、俺だけやなくて
増田の事を知っている人間ならば誰もがきっとそう願う
だからアイツはそれを望まれていることを知ってか知らずか
その笑顔を周りの人間に振りまくのだ
惜しげもなく、ただ与え続ける
それは与えられているはずの俺達が麻痺してしまうほどに
それでもいつだってその笑顔はキラキラしていたし人を魅了する
そのキラキラは温か過ぎて、俺はいつも見つめることしか出来ない
自分が大概不器用なことは（特に彼において）自覚していたから余計にそうだったのかもしれない
俺が近づいてもし彼の笑顔が消えてしまうのなら、元より近づかなければいい
なんであれ俺は矢張り、彼に笑っていてほしいと願うのだから
こんなにも焦がれて、恋焦がれている
いつか灰になってしまうのではないか、なんて妄執に囚われるほどに
最初のコメントを投稿しよう！