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「おはよーございます」
珍しく現場に一番乗りしていた俺の次にやってきたのは
こちらは珍しくもなんともない増田だった
「はよ」
ただ、それだけを視線もやらずに素っ気なく言えば
増田は矢張り俺が居るソファには近寄らず、少し離れたテーブルの上に荷物を置いた
それでいいのだと思った
なるべく傷つけたくないのならば
いや、傷つきたくないのなら
俺は結局エゴイストで、自分の為だけに彼を犠牲にするのだ
誰よりも君を見つめているのに
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