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うん
知ってたよ
てか、予想はしてたんだ
俺が、今、いるのは夜ノ宮学園の門前
1時間前に、家に遥さんが頼んだ車で送ってもらい、ここにいる
…ほんっと、無駄にデカいな…
ここ、本当に学園か!?
ぁ!
「城!?」…とかいう定番なリアクションはしないぜ☆←
俺は、KYじゃないんでな!!
空気は読めるぞ!!←
と、まぁ、そんなバカなことを考えながら、門をくぐり、ひたすら真っすぐに歩いた
まぁぁぁぁぁッすぐに歩いていくと、校舎らしき建物が見えた
不意に、立ち止まって眺めてみる
汚れ1つ無い、清潔感で溢れた白い建物
その建物の横にそびえ立つ、鮮やかなピンク色の桜の木
風で吹き荒れる花びらが、辺りをピンク色に染めている
ふっふっふ~
恋の季節ッて感じだねぇー!!
やっと来たぞ!
BLの花園(?)!!
どれだけ、この時を待ったかッ!!
いざ! 出陣☆←
心の中で意気込みつつ、足を踏み出そうとすると、後ろから声をかけられた
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