一章

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「あ!!おかえり~セツ君☆」 叔父さんは、黒のスーツをビシッと着こなし、キラッキランな笑顔で言ってきた ぁッ!! セツ君っていうのは、俺の名前が羅雪(ラセツ)だから、雪(セツ)ね。 「叔父さん、何しに来たの?」 「もぉ!遥って呼んでっていってるだろー?」 首を傾けて言うが、可愛くないッ!! どちらかといえば、キ・モ・イ・! まったく。 なんてものを見せやがるんだ← 「は、遥さん…何の用?」 言い直すと、遥さんは満足そうに頷いた 「うーんとね。 実は、セツ君に、転校してもらおうかなぁ~と思って♪」 「て!?…え!?…り、理由は…?」 叔父…遥さんは、苦笑しながら俺に座るように促した ッて、ここ、俺の家なんだけど… .
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