神のみぞ知る伝説

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レインバレル『?・・・・意味がわからん』 ヴィルマ『でしょうね。だが、俯瞰的に見れば少しは理解出来ると思いますよ』 ヴィルマは指で空をなぞりながら、言葉を紡ぐ ヴィルマ『形在るものはいつかは朽ちる・・・人間も同じでいつかはその生に幕を閉じる。同じ、一定の時の流れの中で・・・こうして出会えた我々も、同じ時間軸を生き・・・同じ時間軸の中で死にゆく 決して、抗うことは出来ません・・・どんな優れた戦士でも、どんな優れた王でも・・・老い、朽ち、枯れる ・・・僕はその枠内から外れたいのです』 レインバレル『・・・小難しい話を並べ立ててるが、結局のところお前は不老不死にでもなりたいだけだろう?違うか?』 ヴィルマ『ええ・・・まあ、それも一端ではありますね。だけれども一端でしかない』 レインバレル『ならばお前は何が望みだ!』 ヴィルマ『それを語るには、この場はあまりに不相応だ』 レインバレル『そうか』 ズバンッ!! ヴィルマ『ッ!?』 ヴィルマの身体に、白き龍剣が襲いかかる レインバレル『どのみちその理想とやらは叶わん・・・お前は・・・』 レインバレル『俺がここで葬る』
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