第一章

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あぁ…あたしの人生 終わったな。 退学届を手にもち。 教室に入った。 『あたし退学~!!』 「えっ!!」 『どうすりゃ いいんだろな?』 クラスの空気は 一瞬に静まった。 「里奈…親と話した方がいいし!!絶対。」 ヤンキー仲間の友達は言った。 『さぁな。』 「里奈のバカぁー(笑)」 クラスの空気は 一瞬にして 元の空気になった。 『うん…。考えとく。』 「それよりさぁー あたしぃー。 この前ー。」 この状況でも、 リーダーに変わりない 私は…喧嘩の話に聞き入った。 そんな中、 ロッカーの上に座って。 友達とゲラゲラ 喋ってるあいつ。 気に入らない。 固めに包帯まいて、 強がりを見せるあいつが… 「里奈…聞いてる?」 『なぁ、いきなりだけど、 亮介って… 彼女いると思う?』
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