決戦

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Zランクが意図も簡単に倒されるのはおかしいだろう。しかし、彼らは魔術の戦いにおいては最高の技術を持っているが、剣は話が別だった。 「Zランクと聞いて呆れるわ。魔法が使えなきゃただの人ね」 セリアが刀を扱う姿は美しかった。そして何よりも真っ直ぐで力強い。 「厳しいな」 「全くだ。ケイの魔法陣がなきゃ俺達は多大な被害が出ちまうからな。」 敗戦と言う文字がZランク達の頭によぎる。すでに四人のZランクがセリア達によって殺されていた。 その時、Zランク達の背後に同盟関係にあるドラゴンが降りて来る。そのドラゴンの背には青年が乗っていた。 「Zランクは距離を取りつつ、犯罪者覇王ロサリアを近寄らせるな!!! 俺が犯罪者の娘を始末する。」 ドラゴンからヒラリと降りて来たのはギルド共和国 初代大統領、天川 秀。
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