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あの戦争から3日が過ぎた。変わったことと言えば国の半分がなくなったこととセリア皇帝が修業に行ったことだ。
ある日、セリアは大臣達を全員収集した。セリアは会議の場で一言言う。
「皇帝から総裁にお願いがあるわ」
会議が終わる頃に隣にいたミシェルに話しかける。ドラゴンの娘をもつ姉のロサリアは結局、ドラゴンのことは教えてくれなかったのだ。
「なんだ、セリア? 」
「実は戦争が始まるまで総裁であるお姉ちゃんが国事をしてくれないかしら?」
セリアが言っているのは皇帝の代わりに総裁であるミシェルが政治をしろ、と言っているのだ。
「何故だ? まさか、皇帝をやめるのか?」
「違うわ。修業に行くのよ。場所は、そうね……。魔界にするわ。クロアもいるしね」
「魔界で修業するのか……。いいだろう。ただし、戦争が始まったら早く戻って来いよ?」
「わかっているわ。じゃあ、今日からよろしくね総裁」
大臣達が騒ぎ始める。ミシェルとセリアは席に着き、大臣達が静かになるのを待っていた。
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