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ミシェルの娘であるアリスはドラゴンのハーフである。白きドラゴンはゆっくりと降りて来てセリア達を手の平に乗せた。そしてギルドの軍勢に火を噴いた。蒼い炎は全てを燃えつくす。セリア達は空高く飛び出した。
「アリス、久しぶりね」
(……うん、久しぶり)
セリアの問いに口数が少ないがちゃんと答えるアリス。脳内に直接話して来るのでドラゴンの時でも会話が出来るのだ。
アリスは国境に建っている城壁を軽々と飛び越え、少し離れた広い広場に着陸する。
何故なら城壁の近くに着陸すると着陸の際に風圧でテントが吹っ飛ぶからだ。アリスはセリア達を下ろすとアリスの体が光出す。
すると、一瞬でドラゴンが消えドラゴンがいた所には可愛いらしい女の子が立っていた。
「……セリアッ」
トコトコと走るとセリアに飛び付いた。
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