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セリアは王宮の女王の部屋にテレポートした。
「お婆様ぁー!!!」
セリアが叫ぶと一人の女が出てきた。女は派手なドレスを着ておりいかにも貴族の身なりをしている。
「まぁまぁ。セリアちゃんじゃないの!!!」
「こんにちはお婆様。」
セリアが呼んでいるお婆様とはこの国の女王なのだ。この国は三帝政という政治をとっており女王、皇帝、聖王と分かれている。
「セリアは何しに来たの?」
女王であるユリアは優しい声でセリアに問う。セリアは女王の孫なのだ。しかし、セリアは正式に表に出ることはない。父親であるロサリアが追放されたことになっている。
「お婆様、実は……」
セリアは女王に入学の話をし女王は快く許可書と推薦状を書いてくれた。セリアはお礼を言うと急いで父親の所に戻った。
戻ると白銀の髪を腰まで伸ばした学園長と黒髪で美男なロサリアが言い争いをしていた。
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