その腹は愛の塊

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ホイルジャック×ラチェット ちょいギャグかな 今日もサイバトロン基地内では皆が揃ってたむろっていた。 「へへっ、おいらラチェットの作るエネルゴンケーキ大好きだなッ」 そう言いながらご機嫌にラチェット手作りのエネルゴンケーキを頬張るバンブル。 「ありがとうバンブル、そう言ってくれると嬉しいね」 自分の作ったケーキを好きだと言ってくれたバンブルの頭を優しく撫でる。 「お…!バンブル、俺にも一口くれ」 「いいよ、はいっ」 仕事から戻ってきたアイアンハイドがバンブルが食べているケーキに気付き、一口くれと要求するとバンブルは快くフォークにケーキの塊を刺して口に運んでやる。 「ん、センキュー」 バンブルからケーキを食べさせてもらうと、もぐもぐと口を動かし手をヒラヒラとさせながら部屋を後にした。 「む…アイアンハイド…怪我をしていたな、後でリペアルームに来る様に言いますか」 立ち去るアイアンハイドの腕に怪我をしているのに気付いたラチェットは皆にエネルゴンティーを出しながらそう呟く様に言う。 それに気付いた周りの皆は心の中で同時に「(あいつ逃げたな…)」と呟く。 すると、隣の部屋からガシャンガシャンと歩いてくる音が響く。 その音の正体は疲れきっている様子で歩いてくると、皆の輪の中に交わる。
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