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「どしたの?ホイルジャック?何だか疲れてるみたいだけど…」
隣に座った相手…ホイルジャックにバンブルは心配そうに尋ねる。
「いや、実験に没頭し過ぎてね…少しエネルギー不足のようだ」
頭を掻きながら心配してくれているバンブルに苦笑しながら答える。
「そっか、ならいいんだけど」
ホッとした様子で胸を撫で下ろしながら言うバンブル。
「少しは自分の体にも気を配らないと毒だよ?」
「ラチェット君…、ん、すまない」
すると隣からすっとエネルゴンティーを差し出しながら少し怒った口調でラチェットがホイルジャックにズバリという。
ホイルジャックはというと、面目なさそうに頭を垂らしていた。
「わかればいいんですょ、はいッこれどうぞ」
相手の様子に苦笑しながら言うと、ホイルジャックの分のエネルゴンケーキの乗った皿を差し出す。
「すまない、ありがとう」
そう礼を言うと、もぐもぐとエネルゴンケーキを頬張り始める。
ラチェットはというと、頬張っているホイルジャックの姿をほほえましく見つめていた。
が、しかし
ラチェットはふと電波を捕える。
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