星降る夜に

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カヲルが凍夜のもとへ歩み寄る 凍夜 「よっ!お疲れ」 カヲル 「夕陽が美しく彩る河原、戦場から舞い戻りし時、愛しき友に迎えられる…こんな幸せ他に無いね」 凍夜 「あはは…相変わらず何言ってるかよくわからないな」 カヲル 「…伝わらない愛は只の戯れ事…今のは忘れてくれ」 凍夜 「ああ…そうするよ」 カヲル 「凍夜君は今帰りかい?」 凍夜 「ああ、一緒に帰るか?」 カヲル 「是非ご一緒させてもらうとしよう」 凍夜とカヲルは 一緒に帰路に着く カヲルとは 幼なじみで昔からの 付き合いだが 今でもよくわからないとこがあるようだ 凍夜 「じゃあ俺こっちだから、また明日な」 カヲル 「また明日、君に会える事を楽しみにしてるよ」 分かれ道でカヲルと別れ 俺は自宅へ向かう 空はすっかり星が輝く夜空になっていた
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