覚醒

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第二東都高校 佳澄 「おはよう」 凍夜 「あぁオハヨー」 パソコンでゲームしてると佳澄が話しかけてきた 佳澄 「ねぇ昨日の流星群みた?」 凍夜 「あぁ」 佳澄 「綺麗だったよね」 凍夜 「あぁ」 佳澄 「また見てみたいよね」 凍夜 「あぁ」 俺は佳澄に曖昧な返事を返しならがら ゲームに集中していたが 佳澄 「…」 パソコンの画面が突然消えて電源が切れた 凍夜 「あぁ!何すんだよ! もう少しでエンディングだったのに!」 佳澄 「知らない!だいたい凍夜は子供の頃からそうなのよ! 人が話してるのに いつもゲームに集中して話しをちゃんと聞いてないんだから」 凍夜 「お前だって昔から勝手に電源消す癖いい加減にやめろよ! 一言言えばいいだろ!」 佳澄 「言っても聞いてないでしょう!」 凍夜 「聞いてるよ!」 佳澄 「聞いてない!」 クラスメートが二人の喧嘩を呆れながら見ていた カヲル 「おはよう…って何があったの?」 男子 「いつもと同じ喧嘩だよ、本当に仲が良いな」 女子 「カヲル君、あれ止めてよ」 カヲル 「二人だけを繋ぐ愛と言う糸に、絡められる糸は無い」 男子 「つまり…二人の領域に入れないって事ね」 女子 「その言い方…カヲル君素敵…」 カヲル 「フフフ…」 男子 「けっ…いつも何考えてんだか…ってかここでもお前らの領域作るなよ」 カヲル 「フフフ…小は大を魅、大は小を無…」 男子 「意味はわからんが、なんかムカつく…」 女子2 「でも…あれって愛なの?…」 男子 「さぁ…」
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