後宮への道を
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ビタ一文まけられなかった。 「それもこれも政治を司っている、政宮[まつりごとのみや]が悪いんだ!」 瑠華は窓から見える都の中心地を、キッと睨み付けた。 しかし再び帳簿に、力無くひれ伏してしまう。
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