くすりづけ

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くすりづけ

薬…… 人の病を治す為に生まれたもの…… 古今東西…… 薬は、人に夢と希望を与えた続けた……。 まどろみの様に…… 病から…… ゆっくりと、遠ざけ…… 1つ……また1つ…… 少しづつ……少しづつ…… 「人は……どれほど欲に耐えうるのかしら……」 人は薬に求める。 麻薬と言う幻想を…… 良薬と言う身体の安楽を…… 不老不死と言う夢を…… 人はどれほど…… “くすりづけ” になっただろうか……。 「さぁ……今日も、“くすりづけ”に参りましょうか……。」
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