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「3…………2…………1…………fire!」
カウントダウンの終了と共に、空へと上っていく白い雲。
それは轟音を轟かせている。
このロケットの正体を知るのは、米軍上層部とNASAの人間のみ。
いや、このロケットが何なのかなど、世間に知られてはならなかった。
「あとは宇宙ステーションからの朗報を待つのみですね」
「そうだな……」
ロケットはどんどんと宇宙へ向かっていく。
人類の将来の希望を載せて。
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