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「レグくーん、お誕生日おめでとー!!」
そう言いながら部屋のドアを壊れんばかりの剣幕で蹴り破り、その勢いで人がいるであろうベッドに1人の少女が飛び乗った。
現在朝の6時25分。普通の人ならまだ寝ている時間。つまりベッドの主は無理やり叩き起こされたことになる。
「朝っぱらからうるさいし痛いよ。もう少し静かに出来ないのかなミラナ?」
少し怒り気味の口調でベッドの主はいった。
「後、僕のことはレグスって呼ぶように言ったでしょ?」
そういいながら少年は起きた。
「えへへへへ~、ごめんね、忘れてたよ。」
ミラナと呼ばれる少女は無邪気に笑いながらそう答えた。
「でも、そっちの方が呼びやすいもん。」
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