2435人が本棚に入れています
本棚に追加
用意されていた汁物椀を手に取り、口に含んだ。
うわー、美味しい!
しっかりと出汁がとってあって、それでいて絶妙な味噌の濃さ。
このお味噌、難しいのよねぇ。
「美味しいです!」
美味しくて夢中でご飯を食べていた。
いつもはお菓子のために腹八分目を志しているのに。
「ごちそうさまでした」
不覚にもお腹いっぱいに食べてしまった……。
お腹一杯になったら眠くなってしまった。
「食器は那津が片付けるから、チョコは少しゆっくりしていたら?」
橘さんのその言葉に甘え、自室に戻ってそのままベッドにもぐりこんだ。
……なんだか今日はとにかく疲れた……。
そのまま夢の世界にいざなわれるまま、眠りに就いた。
【つづく】
最初のコメントを投稿しよう!