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ご飯もしっかり食べて、お風呂に入っても橘さんとナッツさんのふたりは帰っていく気配がまったくなかった。
それどころか、あろうことかふたりともお風呂に入ってくつろいでいるではないか。
「おふたりは……家に帰らなくていいんですか?」
どこから出してきたのか、ふたりともパジャマに着替えてリビングのソファでくつろいでいる。
「本当に知らないんだ」
橘さんは少し気の毒そうな表情であたしを見ている。
ナッツさんはくすくすと笑っている。
ふたりのその様子が面白くなくて、思いっきりしかめっ面をした。
「あたし、隠し事、嫌いなんです。はっきり教えてください」
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