一本

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中の見えない包みを開けるとそこには輪切りになった人の指があったのだ。 約5mmほどにきってある人の指… それが5個ほど爪と一緒に入っていた。 しかも、よく見ると手紙が入っていた封筒に切手が貼られていなかった。 切手か無いという事は直接家のポストに手紙を入れたのだ。 《前田絵理子》が俺の家を知っている。 途端に圭介はとてつもない恐怖に襲われた。 しかし、それと同時に大きな怒りも感じていた...。
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