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次の日、圭介はいつもどおりに会社に行き、今日も電話が来るかまっていた。
そして、圭介の会社でのお昼休みの時、また電話がかかってきたのだ。
《...もしもし、圭介???》
明るい口調で話す絵理子。
『..あぁ。何のようだ??』
それとは異なるように低い声で訪ねる圭介。
《約束の日まで後何日だと思う??》
『...知らねぇ。そんな下らねぇ事で電話すんならさっさと消えろ。』
言ってから後悔をした。こんな事を言って怒らない奴じゃない、あいつは...。
《下らない...事..??》
声色が明らかに変わった。
『あぁ。お前がやってることは全部下らねぇ事なんだよ。』
若干自分の声が震えているのがわかる。
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