君と僕とカゲとユメ

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もう伝えなきゃ 僕の中の君が溢れだして 溺れてしまうまえに 君の名前を呼んで 振り向いた君を強く 抱き寄せればほらカゲが 一つになった 特別な存在になんて ならなくていい 君の少し後ろをいつでも 歩いていられるなら 瞬きする暇もなくもっと 君を見ていたい いつだって感じていたい 空が色を変えるくらい はやいスピードで まるで呼吸するみたいに 自然に僕ににじんでいく
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