花
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花
描き続けた風景があった 忘れる事が怖くて 落書きに似た 色の無い風景画 「花が綺麗ね」 笑う貴女は花に似てる ずっと思ってた 「あなたは水に似ているわ」 「どうして?」 「色が無いもの」 「…難しいよ」 困った顔を向けると ほら、花びらが散るように ひらり ひらり 笑った。
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