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「やべぇよ…沙那可愛い過ぎる……」 家に帰ってきてから俺はついでに買ってきた花に水をやり、眺めていた。 薄い黄色で、たんぽぽにそっくりな印象。 ああ、なんだろこの気持ち…… 明らかに俺、恋心持ってるよな……沙那に。 だっておかしいじゃん、このドキドキは。 沙那の店に遊びに行き始めた頃からこんな感情が生まれた。 ホントに最初は普通に、笑ったり、他愛もない話したりしてたんだ。 でも最近は沙那の顔見る度にドキドキしたり、ひどい時には顔すらも見れない。 やっぱり、俺は沙那の事が好きなんだ。
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