狐ト猿ノ交ワル刻(山*関)

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狐ト猿ノ交ワル刻(山*関)

陽と闇が交わる刻限。 彼は私の前に現れた。 びゅうびゅうと生温い風が私を包む。 逆光に黒い陰を纏い彼が近づいてくる。 それはまるで、黒衣を纏って居る様で 私は最初、友人だと思った。
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