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早速、登録してばかりのアドレスへ、メールを送信してみる。
次にメールをしたのは“優子”という名前の女の子。
年齢は、俊哉と同じ21歳。どんな子なのかを想像しながら、自分の送ったメールを眺める。
アリサに対しては、少しぶっしつけ過ぎた。
今度は、好感を持って貰えるように、丁寧に文章を考えた。
「優子ちゃんか……名前からすると、おっとりしてんのかなぁ?」
独り言を呟き、更にもう一人のアドレスを、携帯に登録する。
すると、操作していた携帯が一瞬メロディを奏でると、すぐに受信ボックスを表示する。
送信してから短時間での、受信であった。
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