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レイジ
「結婚ねえ。」
呟き、もしもという設定で自分が結婚した未来を想像してみる。
チュンチュン
小鳥のさえずりに目を覚まし良い匂いのする台所へと寝ぼけ眼をこすりながら向かう。
そこにはレイジの妻となった女性が朝食を作る姿。
仮に妻がネージュだった場合。
レイジ
「おはよう。」
ネージュ
「あら、やっと目覚めたの?
ほら、折角朝食作ったんだからさっさと席に着きなさいよ。」
レイジは言われたままに席に着く。
ネージュ
「そういえば」
レイジ
「ん?」
ネージュ
「昨日、たまたま街でアンタが雑貨屋で女性と話してるの見たんだけど。」
レイジ
「ん?ああ、店員に欲しいものの売り場を聞いて………」
ネージュ
「浮気
し て な い わ よ ね ?」
そう言いながら彼女は包丁片手に振り向いて………
レイジ
「ダメだ、幸せな未来が想像できない………。
他の、思い当たる女の人って言ったら………。」
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