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というか。
普通に考えれば戦わないのが常識であるはずなのだが。
リリ
「わたくしどもが戦うのは当然の事です。
万が一刺客が襲ってきた場合などは護衛が傍にいるよりも、わたくしたちの様なメイドが戦える方が有利に事を運びやすいのです。」
しかし意外にもリリは正論で返してきた。
レイジ
「ええ!
普通に正論で返してきやがった!」
リリ
「当然です。
いったいわたくしに何を期待しておられるのですか。」
レイジ
「いや、てっきりいつも通りに毒舌で返ってくるもんだとばかりに思ってた。」
リリ
「そうですか。」
レイジ
「そうそう」
リリ
「いつの間にか癖になってしまっていたのですね。」
レイジ
「はっ?」
リリ
「レイジ様調教計画はどうやら順調のようですね。
姫様にお知らせしなければ。」
レイジ
「癖になんてなってねぇから!
つかなんだその俺の不安感をことさら煽る単語は!?」
リリ
「姫様に?」
レイジ
「そこじゃないっ!
たしかにそのワードも不安感を煽るがもっと煽る部分があっただろうがっ!」
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